西田精麦様より郵送検査キットを活用したリモート臨床試験の成果を発表いただきました

このほど西田精麦株式会社(本社:熊本県八代市、代表取締役社長:西田啓吾 以下西田精麦)より成果が発表された「大麦フレーク長期摂取による腸内環境改善試験」において、検査協力をしました。
本試験は、健康な男女30名を対象に、4週間大麦フレークを摂取する前後で、腸内環境検査および排便状況を調査したもので、腸内環境の測定に当社の郵送検査キットをご活用いただきました。

プレスリリースの内容はコチラ

 

「大麦フレーク長期摂取による腸内環境改善試験」概要

西田精麦株式会社の臨床試験は、2020年9月1日から10月6日にかけて実施され、同社の大麦フレーク『そのままたべられる九州大麦フレーク』が腸内環境改善にどのように作用するかを、当社の腸内環境検査「腸活チェック」を利用した尿検査で測定し、アンケートと併せて調査しました。
その結果、腸内環境のバロメーターのいち指標である尿中の腐敗物質(インドキシル硫酸)の数値が、平均値よりも悪い方において、減少の有意傾向が認められました。さらに、アンケート回答からは、1週間あたりの排便回数および排便日数が、有意に増加したことがわかりました。

■西田精麦株式会社様の成果に関するプレスリリースはこちら
http://www.westa.co.jp/blog/

ニューノーマル時代に適応する郵送検査を活用した食品の臨床試験

従来の食品の機能性を確かめる臨床試験は、被験者を会場に集め、試験食品の摂取を行い、その検証となる測定を一斉に行うものでした。しかし、新型コロナウィルスの蔓延と長期化で、臨床試験においてもリモート対応にシフトしています。
当社の郵送検査キットは、尿または便を被験者自身で採取、郵送することで、自宅や遠隔地であってもリモートによる臨床試験への参加を可能にします。
当社は独自に開発した検査技術によって、生活習慣や予防に特化したバイオマーカーの郵送検査化に成功しており、2021年現在で40万人以上の方にご利用いただいています。
生活習慣や予防に関するバイオマーカーは、腸内環境の指標であるインドキシル硫酸を始め、酸化やたんぱく質、ストレスや免疫物質等、40以上の項目に及びます。

今後の展開

ニューノーマル時代を迎えた今、健康や食品の機能性に対して社会の関心が一層高まっていることを受け、その機能性を検証することへの需要が拡大する中、非対面で安心かつスピーディに実施できるリモート型の施策が求められています。
当社では、利用者が検体を採取し、郵送するだけで測定ができるセルフケア検査のノウハウを活かし、郵送検査キットによる全国規模の臨床試験をお受けしています。また、10年以上におよぶ臨床試験の知見と実績から、試験プランの立案より参加させていただき、論文や学会発表のサポートや機能性表示食品の届出手続き、PRのご提案まで、幅広く柔軟にご要望にお応えしています。
今後、科学的エビデンス取得および、セルフケアによる食生活の適正化を進めるものとして、臨床試験事業を強化してまいります。

利用製品について


「大麦フレーク長期摂取による腸内環境改善試験」で利用した郵送検査キット
腸内環境検査「腸活チェック」  
腸内細菌由来の腐敗物質(インドキシル硫酸)の量を尿から測って”腸内の健康度”を測定します。
被験者は、オンラインで検査の申込みと結果を受け取ることが可能です。

 

西田精麦株式会社 会社概要
本社:〒866-0034 熊本県八代市新港町2丁目3番地4号
設立:1973年3月
主な事業:精麦製品製造販売、飼料製造販売、穀物加工品製造販売、精米事業、低温倉庫・サイロ事業
URL:http://www.westa.co.jp/

 

本件に関するお問合せ
株式会社ヘルスケアシステムズ 広報担当
MAIL : pr@hc-sys.jp
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