神戸・アシックス コンディショニングステーション様フレイル予防の実証試験に検査協力します
株式会社ヘルスケアシステムズ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:瀧本陽介、以下当社)は、当社で販売する郵送検査キットを、株式会社アシックス 事業推進統括部(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:廣田康人 以下アシックス)の栄養と運動を組み合わせたプログラム開発に向けた実証試験にて活用いただくことをご案内します。
本試験は、アシックスが高齢者の『フレイル※』を予防することを目的にしたもので、子会社のアシックススポーツファシリティーズ株式会社が運営するアシックス コンディショニングステーションにて、この10月から2022年明けにかけて実施されるものです。
※フレイルとは、将来的に日常生活でサポートが必要な要介護状態になるリスクが高い状態のことです。この状態を放置しておくと、要介護状態になってしまう可能性があります。フレイルの原因は、筋力低下などの身体的要素、認知機能の低下やうつなど精神的・心理的要素、独居や経済的困窮などの社会的要素で構成されます。
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試験の背景
健康寿命の延伸には、早い段階からフレイルの予防や改善に取り組むことが重要です。近年、フレイル対策の3本柱である①運動、②栄養、③社会参加に取り組めば元の状態に戻ることも明らかになってきました。
高齢者の運動においては、体力レベルや普段の身体活動レベル、疾病の状況が個々に大きく異なるので、個人の状態や状況に合わせて、有酸素運動・筋力トレーニング・バランス運動を進めていくことが重要です。
また、栄養においては、筋肉をつくる重要な栄養素として『フレイル』予防にたんぱく質は欠かせません。加齢とともに筋たんぱくの合成が遅くなるため、高齢者はよりたんぱく質の摂取を意識する必要がありますが、十分にたんぱく質が摂れていないことが問題になっています。
試験の概要
本試験は、アシックスが行う、高齢者の『フレイル』予防を目的にした栄養と運動を組み合わせたプログラム開発において実施されます。
アシックス コンディショニングステーション(兵庫県神戸市)の65歳以上の会員様を対象に被験者を募集し、同施設で開発中のトレーニングと、たんぱく質を含む栄養製品の摂取および栄養情報の提供の前後で、たんぱく質摂取量や運動による疲労度等を測定・比較し、身体への影響を調査します。
測定では、当社の2種類の郵送検査キットを活用いただきます。たんぱく質の測定は、たんぱく質摂取量およびたんぱく質の不足量を尿で測ることができる『フレミーチェック』を、疲労度では、過剰な活性酸素による身体へのダメージ「酸化ストレス」を尿で測ることができる『サビチェック』を利用して、身体への影響を数値化します。
パーソナライズな習慣提案を可能にする検査シリーズ
当社は、食品の機能性や生活習慣に関するバイオマーカーを用いた郵送検査サービスを開発しており、身体および行動変容による影響度を「見える化」することで一人ひとりに合った生活習慣の提供を可能にします。現在、郵送検査キットは18商品を上市しており、大豆イソフラボンの代謝や食塩摂取量、腸内環境といった生活習慣に関係する生体データを、尿や便など痛みを伴わない採取方法を用いてリモートで取得することができます。また、測定データと併せて、検査を受ける際に回答いただく生活習慣アンケートもご活用いただけます。
私たちは、自分に合った生活習慣を選択し、身体と習慣のミスマッチを無くすことで、楽しく健康に生きる社会の実現を目指します。
アシックスコンディショニングステーションのご紹介
兵庫県神戸市兵庫区にある、アシックススポーツファシリティーズ株式会社(株式会社アシックス100%出資の子会社)が運営するスポーツジムで、体力測定を行う「メジャーメントルーム」をはじめ、先進的なマシンを取り揃えた「トレーニングジム」、両面鏡張りの広々とした「スタジオ」、快適にお過ごし頂ける「ロッカーシャワールーム」、「障がい者用更衣室」を完備した複合施設です。
■アシックスコンディショニングステーションウェブページ https://acs.asics.com/news/index.php
本件に関するお問合せ
株式会社ヘルスケアシステムズ 広報担当
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