丸紅フェムテック事業チーム様の郵送検査を活用したサスティナブルな健康施策
- 丸紅株式会社 様
丸紅株式会社では、フェムテック事業チームが中心となって”企業による女性の健康課題へのサポート”の活動を広めています。
そこで、丸紅では、社内で全社員を対象にした「更年期に関する」健康イベントを開催し、『ソイチェック』の体験使用による関心喚起と行動変容の促進を実施。その結果、検査キットを目的に過去最高の参加者数を記録。そして、検査キットを実際に利用した社員の実に9割近く(89.6%)の方が、今後のセルフケアへの意識が高まったことがわかりました。
さらに、性別に関係なく『更年期』というセンシティブと思われがちなテーマの会話も社内で交わされるようになり、コミュニケーションが活発になったそうです。
1.フェムテック事業チームについて、どのような活動を行っているか教えてください。
フェムテック事業チームは、もともとは弊社の国内事業の経営戦略として、社会課題をビジネスで解決することを掲げて2020年4月に立ち上がったプロジェクトチームが前身です。
日本のジェンダーギャップが問題になっていたこともあり、フェムテック事業への参画を目的にしていました。その後、2021年11月に正式な社内組織として『フェムテック事業チーム』を設立されました。
社内での活動として、不定期で次のようなフェムテック関連イベントを実施しています。
基本的にはすべて性別役職問わず、全社員へ参加周知を行い実施しています。
- フェムテック関連メルマガ配信
- オンラインフェムテックイベント(フェムテックとは?を知ってもらうイベント)
- 月経/妊娠/更年期を知るための専門家を招いたセミナー
- フェムテックポップアップショップ(関連商品・グッズを実際に見て触れるイベント)
- 丸紅メノポーズフェス(今回のイベントです)
2.これまで、女性の健康推進施策を企業で進めるにあたり、課題に感じてきたことを教えてください。今回の検査を活用した取り組みとこれまでとの違いがあれば教えてください。
月経や更年期などは知識を学ぶ機会が少なく、リテラシーも低い状態が男女ともに多いという課題がありました。その背景には、タブー視されがちなトピックであり、理解が進まないということがあります。個人の課題にとどまり、企業の経営課題であるという認識が世間的にもまだまだ低いことが挙げられます。
加えて、知識を得るだけでなく、行動変更に移すことが次のステップとして重要と考えており、今回の検査キットで自分の身体を知る&そして対策をとる、というアクションはとても大事な取り組みと考えています。
そこで、今回初めて『丸紅メノポーズフェス』という社内イベントで、エクオール検査「ソイチェック」を採用しました。女性ホルモンの変化や健康経営に関する情報発信をおこない、同会場で更年期に関するクイズを実施。全問正解した100名に「ソイチェック」が当たるという内容で、全社に向けて告知を行いました。
3.今回検査キットを活用いただいたことで、ご参加者の意識にどのような変化がありましたでしょうか。
イベント当日、過去最多の200名以上の社員が来場しました。その目的を聞くと、5割以上の方が検査キットに興味があったという回答でした。
イベント終了後のアンケートでは、検査キットを入手して実際に利用した社員の実に9割近く(89.6%)の方が、今後のセルフケアへの意識が高まったと回答されてます。
また、食生活を整えようと思う(大豆を取ろうと思う)、クリニック受診を検討しようと思う、とより具体的な意識の変化が生まれていました。女性だけでなく、更年期やエクオールのことを新たに知り、奥様に検査キットを渡してあげたという男性社員もおりました。
さらに、男性の同僚が正しく理解してくれているという事を女性社員が知っていることで、職場での心理的安全性が高まっていたり、部署内で女性の健康課題をきっかけにコミュニケーションが生まれるなどの変化が生じているという声を聞きます。これらの変化は間接的にでも、より働きやすい職場環境につながり、業務のパフォーマンスの向上に繋がっていくのではないかと考えています。
4.今後、弊社サービスに期待する点、ご要望等をお聞かせください。
「ソイチェック」は、女性自身の「自分の身体を知りたい欲」を上手に捉えており、しかもとても簡単にリーズナブルな価格と期間で検査できる点がとてもありがたいと思います。
検査後の対策メニューが、サプリメントや食事以外にも、もっと多岐に広がると尚良いかもしれません。
アクションを起こす仕組みとして、非常に期待できると思っているので、世の中に「ソイチェック」を体験できる仕掛けがもっとたくさんあると良いなと思いました。
丸紅株式会社
エネルギー事業や鉄鋼製品事業など、多くの分野で活躍している総合商社。丸紅はフェムテック事業への参画を目指し、2020年には10名の女性だけでプロジェクトチームを発足。2021年の7月には、株式会社LIFEM(ライエム)を通じて、働く女性の健康課題と職場環境改善サービスを新たに立ち上げる。