臨床試験・モニター試験の実施

10名ほどのプレ試験から数百名規模の大規模試験まで。企業・自治体と連携した臨床試験や雑誌社との共同実施試験など、目的に応じたフィールドで実施する臨床試験を得意としています。社内実施試験の支援・監修も行っています。

また郵送検査を用いたモニター試験では、遠隔地の方々にも参加いただくことができ、検体採取も非侵襲的に行えることから、参加者に負担の少ない試験を実施することが可能です。

これまでの実施試験、共同研究

「チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究」

愛知県蒲郡市、愛知学院大学、株式会社明治の産学官共同による「チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究」を開発業務受託機関としてサポート。

蒲郡市内外の45~69歳までの347人に、1カ月間、カカオポリフェノールを多く含むチョコレートを毎日一定量摂取していただき、摂取前後の血圧や血液成分などの身体の状態の変化を検証しました。本研究は、チョコレートを用いた実証研究としては、日本初の大規模研究となりました。

「チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究」のまとめ

チョコレートの摂取により、 ・血圧が低下(血圧が高めの人ほど、正常な血圧の人より血圧が低下) ・善玉コレステロール(HDLコレステロール)が上昇 ・精神的にも肉体的にも活動的※1※1:アンケート調査によるものです。 ・BDNF(脳由来神経栄養因子)※2が上昇する可能性を確認 ※2:BDNFは、うつ病やアルツハイマー型認知症、記憶・学習などの認知機能との関連性が報告されています。 ・動脈硬化の検査などに使われる炎症指標(hs-CRP)と酸化ストレス指標(8-OHdG)が低下※3 ※3:数値が第3四分位(高めの人の上位4分の1)以上の人で低下を確認しました。 なお、チョコレートの摂取前後で、体重・BMIの増加や、安全性評価項目(血液検査など)に問題は認められませんでした。

<実施概要>

目的:カカオポリフェノールが多く含まれているチョコレートを4週間毎日1日25g召し上がっていただき、前後の血圧と脂質や糖の代謝を調べ、生活習慣病改善効果を探索的に評価することを目的とする。 実験デザイン:単群前後比較試験 検査項目:体重、BMI、血圧などを測定。また、血液検査もあわせて実施。 ほかに、摂取開始日からの自覚的な体調を調査するための自覚アンケートも実施。 摂取期間;2014年6月~7月 実験対象:愛知県蒲郡市を中心とした45~69歳の市民

<学術発表>

第7回国際ポリフェノール学会(7th ICPH@Tours, France) Effects of dark chocolate 72% cacao intake in healthy Japanese(part1)  Natsume et. al. Effects of dark chocolate 72% cacao intake in healthy Japanese(part2)  Osawa et. al.

「カシス摂取による認知症予防効果に関する実証研究」

JST(科学技術振興機構)とニュージーランドビジネスイノベーション雇用省(MBIE)による、国際科学技術共同研究推進事業(SICORP)の「日本-ニュージーランド共同研究」に採択され、 「ブラックカラントの糖代謝および認知機能の予防・改善に対する有用性」(研究代表者:愛知学院大学 心身科学部 教授 大澤 俊彦)の実証研究を進めています。

<実施概要>

目的:ブラックカラント(カシス)はアントシアニンが多く含まれており、一定期間継続的に摂取することによって、酸化ストレスマーカーや認知症予防マーカーを調べ、認知症予防効果を評価することを目的とする。

実験デザイン:並行群間比較試験 検査項目:体重、BMI、血圧、血液検査、尿検査、自覚アンケート 試験期間:2016年8月~12月

共同開発・コラボレーション募集

「郵送検査キットの取り扱い」
「研究や健康プロジェクトでの郵送検査キットの活用」
「新しい検査の共同開発」
などございましたら、こちらまでお問い合わせください。