当社の「ダニアレルゲン検査」が空調方式の違いが室内のダニアレルゲンに及ぼす影響に関する調査で使用されました

2026年6月5日にパナソニックホームズ株式会社より発表された、東京アレルギー。呼吸器疾患研究所との共同研究「空調方式の違いが室内のダニアレルゲン量に及ぼす調査の影響」において、当社の「ダニアレルゲン検査」が活用されました

研究概要

本研究は、実際に人が居住する戸建住宅36棟を対象に行われました。
住宅全体をまとめて換気・空調する「全館空調」と、各居室に設置されたルームエアコンを用いた「個別空調」の2つの方式において、床や寝具中のダニアレルゲン量、室内の温湿度、居住者のQOL(生活の質)への影響が調査されました。
その結果、全館空調の住宅では夏季の室内湿度がダニの至適生育湿度(相対湿度60%)を下回る水準に保たれ、床や寝具のダニアレルゲン量が明らかに減少することが確認されました。
さらに、居住者のアンケートにおいても、アレルギー症状による倦怠感や疲労感を感じる人の割合が低下することが認められました。

検査キットの活用

今回の共同研究において、当社の「ダニアレルゲン検査」は、各住宅の寝室の床・寝具におけるダニアレルゲン量の定量評価に用いられました。
本検査は、居住者が自宅のハウスダストを採取してラボへ返送するだけで、アレルゲン量の分析まで一貫して行えるのが特徴です。
収集されたデータは、空調方式の違いがダニの繁殖環境に与える影響を数値化し、全館空調の優位性を実証する基盤データとして貢献しました。

今後の展望

気候変動の影響により夏季の高温多湿化が進むなか、住宅内の湿度上昇はダニの活動を活発にし、健康リスクに直結する重要な課題となっています。
本研究はその発表にとどまらず、現在は査読論文としての投稿へ向けたプロセスが進められています。

当社は引き続き、研究精度の担保に必要な定量的アレルゲン評価の場面で本検査を提供し、住環境とアレルギーの関係を科学的に解明する取り組みを支援してまいります。

■ダニアレルゲン検査
https://karadano-monosashi.jp/mypage/selectProduct/detail?itemId=112

CASE STUDY 事例紹介