当社の「エクオール検査」が口腔粘膜類天疱瘡に対するエクオール接種の有用性に関する研究で活用されました
研究概要
本研究は、閉経後の女性に多く見られる口腔粘膜類天疱瘡の患者に24か月間にわたる補助的なエクオールサプリメントの継続接種を実施しました。
その結果、サプリメントの摂取開始わずか1か月で歯肉の痛みが大幅に軽減し、痛みが改善されたことで、患者が適切なブラッシングを行えるようになり、プラークコントロールの向上や歯肉出血の劇的な現象、炎症への改善とつながることが確認されました。
また、長期的な臨床評価において、病変の治療促進や重症度スコアの低下が認められたほか、疾患の診断指標の数値も基準値未満にまで減少したことが認められました。
本研究は、痛みを伴う口腔粘膜類天疱瘡患者に対する長期的なエクオールサプリメント接種の補助的有用性を示唆するものであり、学術誌『Journal of Oral Science』に掲載されました。
検査キットの活用
本研究において、当社のエクオール検査「ソイチェック」は、サプリメントの投与を開始する前に対象患者が「エクオール賛成者」であるか否かを特定するための受容なアセスメントツールとして使用されました。
今後の展望
気候変動の影響により夏季の高温多湿化が進むなか、住宅内の湿度上昇はダニの活動を活発にし、健康リスクに直結する重要な課題となっています。
本研究はその発表にとどまらず、現在は査読論文としての投稿へ向けたプロセスが進められています。
当社は今後も、医療機関や研究機関との協働を通じて、人々の健康とQOL(生活の質)の向上に資する研究開発の支援を続けてまいります。
■論文詳細
タイトル:Adjunctive equol supplementation over 24 months for managing painful oral mucous membrane pemphigoid
(痛みを伴う口腔粘膜類天疱瘡の管理における24か月間の補助的エクオール補給)
著者:Aki Kawamoto , Naoyuki Sugano, Takashi Onizawa, Jumi Nakata, Noboru Noma, Shuichi Sato
DOI: https://doi.org/10.2334/josnusd.26-0059
■エクオール検査「ソイチェック」
大豆イソフラボンから腸内細菌によって産生される「エクオール」は女性ホルモンと似た働きを持つことで知られています。
しかし、エクオールを作れる人と作れない人がいます。
エクオール検査「ソイチェック」は、尿からご自身がエクオールを作れているかを調べることができる検査です。
エクオール検査「ソイチェック」