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短鎖脂肪酸の検体を常温保存できる技術を開発しました

短鎖脂肪酸検査の検体を常温保存できる技術を開発
名古屋大学との共同研究で冷却管理の負担を軽減

 
株式会社ヘルスケアシステムズ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:瀧本陽介、以下 当社)は、名古屋大学大学院医学系研究科総合保健学専攻 上山純教授との共同研究のもと、糞便中の短鎖脂肪酸を常温で1週間保存できる新たな技術を確立しました。
本技術は、共同研究の成果をもとに開発した保存液によって実現され、検体採取後の冷却が不要となるため、温度管理に伴う負担の軽減が期待されます
当社は今後、本技術を活用した短鎖脂肪酸の受託検査サービスを、2026年10月1日より提供します。また、将来的には一般ユーザーが自宅で短鎖脂肪酸を測定できるヘルスケア検査キットへの応用も目指してまいります。

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■背景

近年、腸内環境を整える「腸活」への関心が高まり、自身の腸内環境を客観的に知りたいというニーズも高まっています。その指標の一つとして注目されているのが、腸内細菌が食物繊維などを分解、発酵する過程で産生する「短鎖脂肪酸」です。
一方、糞便中の短鎖脂肪酸は変化しやすく、検査において検体の保存に冷却管理が必要となる場合があります。そのため、検体収集を行う医療機関や研究機関、研究対象者にとって運用の負担が課題となっていました。
なお、本技術の開発は、2025年度あいち中小企業応援ファンド新事業展開応援助成金の採択を受けて実施したものです。

■本技術の特徴

常温で1週間の検体保管が可能
独自に開発した保存液を用いることで、検体採取後、1週間の常温保管を可能にしました。
これにより、広範囲、多拠点から検体を収集するリモート型の臨床試験や研究において、被験者と実施者双方の負担軽減が期待できます。

■名古屋大学との共同研究による開発

本技術の開発にあたり、当社は名古屋大学大学院医学系研究科総合保健学専攻 上山純教授と共同研究を実施しました。
当社は、上山教授からの学術的助言や保存液に関する情報提供、および同教授の公表論文を参考に、前処理法やGC(ガスクロマトグラフィー)による測定法の開発を進めました。
開発した測定法について、当社のGC装置での結果と名古屋大学のGC-MS装置での結果を比較し、両者の相関を確認することで、測定法の堅牢性を一部検証しました。

■今後の展開

2026年10月1日より、医療機関、研究機関、企業等を対象に、短鎖脂肪酸の受託検査サービスの提供を開始します(本受託検査サービスは、ヘルスケアシステムズの責任のもと、適切な品質管理体制に基づいて提供します)。
今後も技術改良を進め、将来的には一般ユーザーが自宅で短鎖脂肪酸を測定できるヘルスケア検査キットへの応用を目指してまいります。

<本件に関するお問合せ>
株式会社ヘルスケアシステムズ 広報
MAIL : pr@hc-sys.jp
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